ELECTION AND STYLE

ニューヨークの人々と大統領選

PORTRAIT/佐久間裕美子が出会ったニューヨーカーの本音


Oct 18th, 2016

Photo_Lisa Kato
Interview_Yumiko Sakuma

大統領選が佳境を迎えた今、ニューヨーカーは何を思うのか?年齢、性別、人種、職業…、街行くニューヨーカーが教えてくれた大統領選への思い。これがニューヨークのリアルです。

Ashley Balbi 18才 高校3年生

初めての選挙。長い間、18歳以下の子供には選挙権がないのはおかしいと思いながら、ずっと待っていて、ついに発言権が与えられる。それなのに選挙権をありがたがらない友達も多い。どちらの候補も好きではないけれど、投票することに意味がある。ようやく手に入った選挙権だから、選挙には行くつもり。

Ben Warner 23才 広告企業勤務

今回の選挙は、アメリカの未来の方向性を決めるもので、大きなシフトを目前に控えている。双方とも、まったく違う主張に対して、とても強い思いを持っていて、分裂が大きくなっている気がする。それでも自分にとってはとても大切なイベントなんだ。

Eugine Schwaltz 75才 元弁護士

今回の選挙はいつもの選挙よりも注目している。エンターテイメント性が高くて、リアリティテレビ番組を見ているような気持ちになる。けれど、温暖化は存在しないというトランプには投票できないね。

Hannah Teskey 23才 観光業界

歴史上初めて女性が大統領になるかもしれないという可能性と、トランプが大統領になってしまうかもしれない可能性にドキドキする。女性が長い間、参政権を得るために戦ったことを思うと、投票しない女性に腹が立つ。

Mike Spriggs 46才 グラフィック・デザイナー

ニューヨークではいつも民主党が勝つから、投票に意味を持たせるのが難しい。でも予備選挙ではバーニー・サンダースに投票した。民主党に、バーニーの人気を理解してほしかったから。所得の格差が自分にとって一番大切な問題。これだけ豊かな都市に、これだけ多くのホームレスがいるなんて馬鹿げている。

Vergin Max 22才 ミュージシャン

前回はオバマに投票した。でも今回は選挙に行くかもまだ決めてない。今いる2人の候補のどちらかに投票することは、自分が与えられた権利に対するディスリスペクトのような気さえするから。環境汚染や食糧問題、GMOに関心があるけれど、どちらが大統領になっても、僕らの懸念は解消されない。


NEWYORKER LOUNGE #1

アメリカの文化と社会とエトセトラ

〜佐久間裕美子と速水健朗のボクらの知りたいアメリカ大統領選 完結編〜

ニューヨーク大統領選レポート連載を終えた佐久間裕美子さんと速水健朗さんのおふたりによるトークイベントを開催することが緊急決定しました。今回の大統領選から見えてきたアメリカの文化と社会のこと。語り合うふたりを生でみることができる貴重な機会です。お楽しみに。

■開催概要
日時:2016年11月19日(土)18時〜21時(終了予定)
会場:Time Out Café & Diner http://www.timeoutcafe.jp/
東京都渋谷区東3-16-6 リキッドルーム 2F
入場料:無料(会場での飲食はキャッシュオンデリバリーとなります。)
出演:佐久間裕美子、速水建朗

お問い合わせ:株式会社ニューヨーカー お客様相談窓口
info@newyorker.co.jp

※ご予約は不要です。
 お飲物のほか、軽食等のご用意もありますのでお気軽にお越しください。

ご注意事項:会場で用意する席に限りがありますので、立ち見になる場合がございます。また、会場の収容人数に限りがありますので、混雑時に入場規制をする場合がございます。あらかじめご了承ください。

■NEWYORKER MAGAZINEの特別企画「佐久間裕美子と速水健朗のボクらの知りたいアメリカ大統領選」を読んでイベントに参加していただきますと、当日の対談をさらにお楽しみいただけます。

■トークイベントの最新情報は、NEWYORKER MAGAZINEのFacebookからもお届けいたします。

■出演者プロフィール

佐久間裕美子

ニューヨーク在住ライター。1973年生まれ。東京育ち。慶應大学卒業後、イェール大学で修士号を取得。1998年からニューヨーク在住。出版社、通信社などを経て2003年に独立。政治家(アル・ゴア副大統領、ショーペン元スウェーデン首相)、作家(カズオ・イシグロ、ポール・オースター)、デザイナー(川久保玲、トム・フォード)、アーティスト(草間彌生、ジェフ・クーンズ、杉本博司)など、幅広いジャンルにわたり多数の著名人・クリエーターにインタビュー。著書に「ヒップな生活革命」(朝日出版社)、翻訳書に「世界を動かすプレゼン力」(NHK出版)、「テロリストの息子」(朝日出版社)。

速水健朗

編集者、ライター。1973年生まれ。メディア論、都市論、ショッピングモール研究、団地研究など専門領域は多岐にわたる。TOKYO FM「速水健朗のクロノス・フライデー」のメインパーソナリティ。著書『フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人』(朝日新書)、『1995年』(ちくま新書)、『東京どこに住む 住所格差と人生格差』(朝日新書)、『東京β』(筑摩書房)など。

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